樹木医からのメッセージ

森や林でハンモックを使うとき「樹木を傷つけていないだろうか?」と不安に感じたことはありませんか?

そんな疑問を解消すべく、樹木医の森さんと片岡さんにお話を伺いました。

また、ハンモッキングに適した樹木の選び方もわかりやすく解説します。

「樹木医さんってどんな事をしているのですか?」

樹木医というのはその名の通り樹木のお医者さんです。

ですので人間のお医者さんのように主に診断と治療を行なっているのですが、中には枯れてしまっていたり、危険な状態である場合は伐採することもあります。

対象となる木は神社の御神木や天然記念物、街路樹、個人のお庭の木など多岐にわたります。

大切な木が元気がないので見て欲しいと言う形でご依頼を頂きます。

 

「ハンモックを使う事は木にとって負担なのでしょうか?」

ハンモックを使うということはやはり少し木に負担をかけます。

ですので使い方に気をつける必要があります。

ハンモックに限らず木に何かを縛りつけたままにするという事は木にダメージを与えるので、必要な時以外は外してあげましょう。

また枝先や細い枝にはかけないようにし、基本的には幹か枝でも股の部分に掛けるようにしましょう。

ハンモックを使っても大丈夫な状態なのか?と周りの木の健康状態を気にする様になっていただけたら良いと思います。

 

「木に負担をかけないストラップの条件はありますか?」

出来るだけ幅が広いものが好ましいです。

ワイヤーなど、硬く幹に食い込んでしまうものは良くありません。

木は樹皮のすぐ下の形成層という部分で水分通道や栄養分の行き来を行なって生きています。

なので強く締め付け続けることは大きなダメージになります。

  

「ハンモックを掛ける木の選び方を教えてください」

ある程度のサイズがあり、健康なものを選んでください。

<OKな木の例> 

<NGな木の例>

・幹が人間の足より細い

・葉がついていない、枯れ枝が目立つ

・幹に大きな傷がついている

・根っこの周りにダメージがある

この様な木はNGです。

また、木の健康状態以外でも蜂の巣がないか、蛇などの危険生物がいないかのチェックも必要です。

 

「森さんと片岡さんがハンモックを使う理由を教えてください」

私たち自然に近いところで仕事をする人間が休憩しようとすると、傾斜や石や下草などで意外と気持ちよく寝そべれるところは少ないんです。

ところがハンモックがあれば途端に最高の休憩場所が確保出来てしまいます。

自然の中で汗を流した後のハンモックでの休憩は格別ですよ。

 

「ENOについて気に入っている点があれば聞かせてください」

ENOのハンモックはとにかく手軽。

そしてデザインもたくさん選べるのが嬉しいですね。

木に少し負担をかけてしまう分、木にも優しい使い方が出来ることや自分が乗っかるわけですから丈夫さも大事なポイントですね。

 

「HARDWOODについて教えて下さい」

私たちは樹木、森林のプロフェッショナルとして日々仕事に取り組んでおります。

樹木の診断、治療、特殊伐採、森林調査・整備、緑化事業、外構工事、環境教育が私たちの仕事です。

緑の力で世の中をより良くするお手伝いが出来ればと考えております。

 

「最後に、木や森の中で過ごし遊ぶ人たちへメッセージをお願いします」

多くの方に樹木や森林に親しんで頂くことが環境、自然を守ることに繋がっていくと思っております。

どんどん樹木と触れ合ったり、森林に入ったりして下さい。

自然の気持ち良さを感じ、かけがえのないものだと感じることが大事です。

ハンモックはその入り口として最高のツールだと思います。

ENOハンモックをバックに入れて出かけましょう!

 

森 広志さん

HARDWOOD株式会社 代表取締役 樹木医

東京で生まれ育ち、2008年に南伊豆に移住。

林業の現場作業に11年間従事し、現在は南伊豆と東京を拠点に全国で活動中。

樹木の診断、治療、特殊伐採、森林調査・整備を中心とした仕事の他、ツリークライミング®体験等のイベント開催や環境教育事業も行なっている。

 

片岡 日出美さん

取締役/樹木医・1級造園施工管理技士

大学では日本林業の社会経済学を専攻し、卒業後は住友林業(株)に就職。

木材の流通部署に従事した後、都内の樹木医専門会社に転職。人と樹木の理想的な社会づくりに携わりたく6年間勤務し 2020 年 3 月に前職を退職。

同年4HARDWOOD株式会社立ち上げ、取締役に就任。

現在7歳、5歳、3歳の3児の母。

 

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